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  上乗秀雄／純子

  (じょうのりひでお/じゅんこ)

昭和19年志賀町生まれ。大阪教育大学卒業後、

昭和44年4月から63年3月まで県立高校教諭。

県教育委員会生涯学習課主事、教職員課長

などを経て、県教育次長。平成13年から能都

北辰高校長、飯田高校長を経て、17年3月に

定年退職。その後、「三者健康農業」の理念と

10年間の構想を練り上げ、土地探しに奔走。

理想とする条件がそろった斉和地区の耕作

放棄地を確保。「①自力開発 ②ノー借金

③長期計画」という３つのコンセプトをベースに20年3月から妻・純子と二人三脚で村づくりを開始。21年3月に里山の自然体験ができる

「ケロンの小さな村」をオープン。「定年退職した年寄りの楽しみで終わらせることなく、次の世代に渡せる場所にしたい」という思いから、持続可能な農業経営を日々模索中。