2006年、奥能登の山間にある休耕田から生まれた「ケロンの小さな村」。清らかな山水が湧くケロン村に暮らす、愉快で小さな生きものたちの息吹を絵本にしました。日本語と英語訳を同ページに掲載しておりますので、お子様への読みきかせから英語読本としてなど、幅広い用途でお使い頂けます。
おんどろ森のふしぎな泉
里山のたな田に暮らすかえるの夫婦と100匹の子どもたち。ある日、田んぼがひからびておたまじゃくしたちが大ピンチに! かえるのケロンは「おんどろ森の泉」にすむおそろ
しい魔女に助けてもらおうと旅に出ました。ケロンと里山の仲間たちが、枯れた湧き水をめぐって大冒険をくりひろげます。奥能登の山あいに実在する「ケロンの小さな村」を舞台に、失われつつある日本の里山に暮らす、小さな生き物たちの営みをファンタジーの世界で描きました。
販売価格:¥1,404-(税込)
大型本: 48ページ/出版社: 水山産業出版部
言語: 日本語・英語/発売日: 2013年4月5日
とがのき山のゆかいな学校
里山のたな田に暮らすかえるのケロンとみみずのアーデ。
ある春の日、2匹はとがのき山で小さなミミズクのヒナ、ヴィントと出会います。ケロン村に引っ越してきたミミズク一家と、ケロン村の小さな仲間たちが「自分たちの学校」を作ろうと大奮闘! 「夜空がこわい」おくびょうなヴィントが、みんなと共に力を合わせて学校をつくるなかで、失敗しながら少しずつ成長していく物語です。今回は「星」が物語のキーポイント。作中の星空の監修は「柳田星の観察館満天星」の学芸員、宇佐美拓也氏による。
販売価格:¥1,404-(税込)
大型本: 48ページ/出版社: 水山産業出版部
言語: 日本語・英語/発売日: 2016年12月16日
【絵と文】じょうのりなおこ
1978年、石川県能登町に生まれる。
日本大学芸術学部映画学科にて撮影技術を学び、人形アニメーションの制作を始める。2004年、チェコ共和国へ留学。
Filmove Skoly Zlinにて人形アニメーションを学び、帰国後は東京を中心に立体アニメーターとして活動する。2006年頃から父が能登町にある放棄農地の再開拓を始め、自然体験村「ケロンの小さな村」を開いたことを契機に里山づくりの活動に興味を持ち、同村のイメージデザイン絵本制作を手がける。現在は世田谷区の冒険遊び場プレーパークの運営に関わりながら、作り手として活動中。
【英訳】すずきゆみ
石川県能登町に生まれる。上智大学外国語学部英語学科卒。宇出津高校時代三年間の担任は上乗秀雄氏。20代後半は夫の転勤により、アメリカ合衆国カリフォルニア州で暮らす。その後千葉にて大学受験を目的とした英語塾Incentive English Schoolを開き、教え子を東大、京大、東京外大、早慶上智大などに送り出す。現在は、アメーバーブログにて英語ブログ執筆中。趣味はパン作り。
「読み書き考えるぱんじの英語ブログ」